令和6年度の報酬改定により、就労継続支援A型事業所が廃止したり、A型から就労継続支援B型事業所へ移行したりしています。これによりA型事業所にて就業されていた方が大量に離職されたり、B型事業所へ移行せざるを得ない状況に陥ったりしています。青森労働局の調査では、ハローワークの管轄別で弘前が5か所、五所川原が3か所廃止となり、つがる地区だけでも300名以上の利用者が解雇もしくはB型事業所への移行を余儀なくされています。(青森県全体では14事業所が廃止となっています)

大量離職の背景

これらの問題を事業所のみで解決するのは困難だと思われます。行政には再雇用に関する支援を、事業所にはもっと企業と連携して生産活動の収入が上回る工夫をしてもらう努力を、企業にはもっと事業所に仕事を依頼するなどの工夫をしてもらう必要があります。

本件については、さくらジョブネットとしても重く受け止めております。A型事業所の状況を調査したり、企業に対して障がい者雇用についての意識調査を行ったり、A型事業所には事業収益を上げるための勉強会を促したり、関連機関との連携を図ったりしていく所存です。

このことに関連して、ハローワークでは、A型事業所の離職者を対象に、令和6年8月2日にミニ就職説明会を開催します。この就職説明会の経過なども分かり次第ご案内いたします。就職説明会の案内文はこちら