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つがる地区障がい者就労支援連絡会(愛称”さくらジョブネット”)は、青森県の津軽地区を中心とした企業や、障がいのある方のご家族、特別支援学校、就労を支援する事業所の四者で構成された組織で、更に行政側の関係支援機関とも協力関係にあります。各々が連携し、障がいのある方の就労の促進や定着、福祉の向上を図ることを目的に、様々な事業を行ったり情報交換したりしています。 企業には、障がいのある方を雇用する義務があり、その人数は法定雇用率によって定められています。障がいのある方を雇用するにあたり『どういった適性をもった方なのか?どのような仕事ができるのか?職員と良好な関係が築けるのか?どういったことに配慮すべきなのか?』など、様々な不安を企業は抱えています。この不安を解消するためにも、さくらジョブネットの事業や、会員相互の連携を是非活用していただきたいと思います。
名称 | つがる地区障がい者就労支援連絡会(愛称”さくらジョブネット”) |
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事務局 | 津軽地区の7つの特別支援学校を事務局としています。 |
(弘前第一養護学校、弘前第二養護学校、弘前聾学校、森田養護学校、黒石養護学校、 | |
浪岡養護学校、弘前大学教育学部附属特別支援校) | |
連絡先 弘前大学教育学部附属特別支援学校 | |
〒036-8174 青森県弘前市大字富野町1番地76、TEL 0172-36-5011、FAX 0172-36-5012 | |
メール a101507@hirosaki-u.ac.jp(すべて半角) | |
目的 | 本会は、障がいのある方の社会的自立に寄与することを目的としています。 |
事業 | 1.障がいのある方の福祉に関する社会啓発活動。 |
2.障がいのある方の雇用・就労についての研究や研修活動。 | |
3.雇用する企業側の立場にたった諸制度の研究、並びに福利厚生の改善活動。 | |
4.会員組織の拡大と障がいのある方の就労機会の増大のための活動。 | |
5.障がいのある方の就労実習受け入れと就労促進のための活動。 | |
6.経験者採用の支援活動。 | |
7.その他。 | |
会員状況 | 団体会員120(企業や関係団体等)、個人会員291名(令和6年3月時点) |
役員 | |
(令和6,7年度) | 会長 大中実(弘果弘前中央青果㈱) |
副会長 太田清道(障がい福祉サービス事業所ワークランド茜)、今井隆太(㈱アピール)、久保栄一郎(㈱弘前ドライクリーニング工場)、川口晃世(弘前大学付属特別支援学校)、佐藤忠全(弘前第一養護学校)、菊池圭子(森田養護学校) | |
理事 木村公保(㈱ラグノオささき)、前田竜ノ介(社会福祉法人ほほえみ)、成文端(指定障害者支援施設りんどう苑)、大橋一之(社会福祉法人あーるど)、村上武史(津軽障害者就業・生活支援センター)、三浦秀仁(障害者就業・生活支援センター月見野)、弘前第一養護学校PTA会長、弘前大学付属支援学校父母の会会長 | |
監事 山崎生(社会福祉法人健誠会)、他保護者1名 | |
特別顧問 今井隆一(㈱アピール)、久保弘之(㈱弘前ドライクリーニング工場)、下山清司(北星交通㈱) | |
顧問 石戸谷恒鋭(弘前第二養護学校)、西里俊文(弘前聾学校)、奈良潔(黒石養護学校)、下川原慶子(浪岡養護学校) |
日本でも、障がいのある方を理解していこうという機運が着実に進んでおります。そして就労・雇用にとどまらず、バリアフリーなどのインフラ整備や、人々が多様性を認め合う文化の醸成など、様々なジャンルでの取り組みが始まっていますが、まだまだ道半ばでもあります。
当会では、障がいのある方が普通に社会生活を送れる環境を獲得するために、企業・ご家族・特別支援学校・就労支援団体・更には行政側の関係支援機関の五者が力を合わせ、私たち自身が障がいについての理解を深めたり、企業の皆様が障がいのある方に関心を持ってもらう活動だったり、企業が障がいのある方を雇用する際の不安を払拭したり、障がいのある方のご家族と就労支援団体と情報交換をしたりと、様々な活動を行っております。
当会こと「さくらジョブネット」では、障がいのある方に対する企業側の理解と雇用の促進が特に重要だと考えております。障がいのある方を企業が雇用する義務人数が、法定雇用率によって定められています。令和6年4月時点での法定雇用率は2.5%ですので、40人以上の常用雇用労働者(正社員、通年の臨時職員、通年のパート職員などを含みます)を抱える企業では、1人以上の障がいのある方を雇用する義務があります。それでは40人以下の企業は、義務が無いので何もしなくてもよいのか?100人以上の企業は雇用未達成の際に障害者雇用納付金を支払いさえすればそれでよいのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。当会も同じ考えであり、義務の有無に関わらず、障がいのある方が1人でも多く就労できる社会となることを望んでいます。企業人として、社会人として、多様性のある社会を私たちの手で作り上げていくことが求められていく時代だと信じております。
一方で企業側としては、障がいのある方を雇用することに不安を持っています。『どういった適性をもった方なのか?どのような仕事ができるのか?職員との関係は大丈夫なのか?どういったことに配慮すべきなのか?』などなどです。これらの不安は、雇用することそのものと、雇用後も定着してほしいという責任感のあらわれでもあります。この不安を払拭せずには、企業が雇用しようと前向きにはなりにくいと思われます。さくらジョブネットでは、様々な事業を行ったり、会員相互で情報交換したり、専門知識をもった関係支援機関のお力を借りたりして、これらの不安払拭につなげております。
以上、色々と申しましたが、障がいのある方もない方も共に生活し活動する社会を目指し、さくらジョブネットは活動してまいります。企業経営者や障がいのある方のご家族の皆様にもこのことを知っていただき、障がいのある方の雇用を守るべく、共に考え、共に進んでまいりたい所存です。どうか皆様のご理解を賜り、当会へのご参画や当会事業へのご協力をお願い申し上げます。
つがる地区障がい者就労支援連絡会 さくらジョブネット 会長 大中 実
当会の沿革
年月 | 内容 |
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平成10年(1998年)7月 | 弘前大学教育学部附属養護学校就労支援連絡会が発足 |
(企業、保護者、関係機関、特別支援学校が情報交換を行う) | |
平成14年(2002年)6月 | つがる障害者就労支援連絡会が発足 |
(津軽地区の7つの特別支援学校が事務局となる) | |
平成18年(2006年)5月 | つがる地区障害者就労支援連絡会に名称変更する |
平成19年(2007年)5月 | 愛称を”さくらジョブネット”とする |
平成23年(2011年)10月 | 創立10周年記念式典を開催する |
令和2年(2020年) | 創立20周年を迎える |
令和6年(2024年)5月 | つがる地区障がい者就労支援連絡会に名称変更する |